アドセンス審査に11回不合格後、しっかり対策して1発合格した方法

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アドセンス審査に申し込んだけど、何回も不合格でどうすればいいか分からない…

もう諦めようかな…

と思っている方がいれば、もうちょっとがんばってみませんか!

私もかつてアドセンス審査に何度も不合格となり、一度は諦めたことがありますがそれからしっかりとした対策をとり、なんとか合格できました。

この記事では私がアドセンス審査に11回不合格していたときの状況と、合格時に対策した内容をお伝えします。

不合格が続いて何を対策したらいいか分からないという方はぜひ参考にしてみてください!

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アドセンスに11回連続で不合格していたときの状況

不合格:価値の低い広告枠の連続

私は2019年の5月頃に本ブログを立ち上げ、2ヶ月後の7月にGoogleアドセンスの審査に申し込みました。

しかし、Googleからのメールには「アカウントの承認を受けるには、問題を解消していただく必要がございます」と不合格の通知。アドセンスのページで詳細を見ると「価値の低い広告枠」がポリシー違反とのこと。

「最初はこんなもんかな」と思いましたが、その後に何度申請しても同じ回答をもらうばかりでした。

今思えば、的を得ない修正や意味のない検証ばかりで再申請を繰り返し、結果的に3ヶ月に渡り11回の不合格を積み重ねていましたね。

Googleアドセンスの審査基準は公表されておらず、また、不合格時に問題のある箇所も指摘されません。そのため、不合格のドツボにはまる方も少なくはないと思います。

不合格当時でも実施していたこと

不合格を続けていた当時でも、アドセンス合格のために意識していたことはいくつかあります。

  • キーワードプランナーを使ってワードを選ぶ
  • コピペチェックツールを使ってコピペ文章になっていないか確認
  • 1記事の文字数は1500文字を目安にする

このような内容は実施していましたが、振り返ると「書きたいことを書くため」だけの対策になっていましたね。

これだけでは合格できないのも、今にしてみれば納得です。

連続11回の不合格後

アドセンス審査に合格できない日々が続いており、一旦アドセンス合格を諦め、サイトから離れました笑

その際、ブログの記事も全て削除しました。

当時は転職や引っ越しなどで環境が大きく変わることを理由に、諦めることを自分の中で正当化していたと思います。

そして約1年サイトを放置しましたが、あることをきっかけにまたアドセンス合格を目指してみようと思いました。

そのきっかけとは、私が現職で担当することになったWebサイト改善のためにSEO関連の本を読み漁り始めたことです。

本をいくつも読んでいるうちに、「あれ? この通りすればアドセンス合格できるのでは?」と思い、そのまま以下で紹介する行動に移りました。

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アドセンス合格のために対策したこと

ここでは、私がアドセンス合格のために明確に意識して対策したことをご紹介します。

ちなみに合格時の記事数は5、記事の文字数は1377~2982文字で平均2282文字でした。また、合格の通知は申請から約3週間かかりました。

インデックスされているページの見直し

Google検索に表示されるページ(インデックスされているページ)を見直しました。

Google検索で「site:kyomuryman.com」のようにsite:+ドメイン名で、指定したドメインの検索ができます。

そこに表示されるページの中に、ユーザーが求める情報が無いページ、いわゆる「価値の低い広告枠」が含まれていないか確認します。

私の場合、不合格時点では検索結果に以下のような「価値の低い広告枠」が含まれてました。

  • カテゴリーアーカイブページ
  • タグアーカイブページ
  • お問い合わせページ
  • プライバシーポリシーページ
  • サイトマップページ
  • 削除したページ

これらのページが検索結果に表示されてしまった原因は、各ページに「noindex」の設定をしていなかったことです。

Google検索に表示したくないページには「noindex」を設定してインデックスされないようにするべきでした。

すでにインデックスされてしまったページは、noindexにしたうえでGoogle Search Consoleから削除申請ができます。

※上記は「Googleアドセンスの審査時に記事として評価される対象はインデックスされているページ」という仮説の元で対応しました。お問い合わせページやサイトマップが不要というわけではないので注意してください。

カテゴリーアーカイブページとタグアーカイブページについて

カテゴリーアーカイブページやタグアーカイブページは記事数が増えてきたときに「noindex」設定を外してもいいと思います。

記事数が少ないときはページとしての価値が低いと判定されるかもしれませんが、記事数が増えてくれば価値のあるページとなるはずです。

実際に、様々なサイトの検索結果でカテゴリーのアーカイブページやタグのアーカイブページが検索上位に表示されることはありますよね。

ユーザーの検索意図を把握する

キーワードプランナーでキーワードを決めたら「そのキーワードで検索するユーザーは何をしりたいか」を把握するようにしました。

また、検索意図には「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」があることを意識しました。

顕在ニーズキーワードからそのまま連想される情報
潜在ニーズキーワードからそのまま連想されないがユーザーが必要としている情報

例えば「プロテイン 初心者 おすすめ」のキーワードで検索する人は、初心者におすすめのプロテインを知りたいはずです。

そのため、おすすめのプロテインを紹介します。これが顕在ニーズです。

さらにプロテインをはじめて飲んでみようとする人は「おすすめの飲み方」「適切な飲むタイミング」「やめたほうがいいこと」などの情報も得られたら良いのではないでしょうか? これが潜在ニーズです。

このようなイメージでユーザーが求める情報+さらにあったら有益な情報を考えて記事にすようにしました。

文章構成を見直す

ユーザーにとって価値のあるページにするためには、ユーザーの検索意図を満たす記事にしないといけません。

そのために以下のような文章構成になるよう見直しました。

  • タイトル
  • 導入文
  • 見出し
  • 見出し
  • 見出し
  • まとめ

この中ではじめの方の見出しで「顕在ニーズ」を満たす内容を書きます。続く見出しで「潜在ニーズ」を満たす内容を書きます。

ユーザーが求める情報を早めに伝え、その後にプラスαでユーザーが求める情報を追加するような構成です。

そして、各見出し内にも適切に小見出し(さらに小さな見出し)を入れてユーザーにもGoogle側にも記事構成がわかりやすくなるようにしました。

また、導入文は最初の見出しを読みたくなるような、ユーザーが「この記事はおそらく自分のためにある!」と思うような記述にしました。

このように記事構成を分かりやすくすることで、ユーザーが記事を読みやすく、どの見出しを見ればいいかなどを判断しやすくなります。

アドセンスに有効と思われること

ここまでに紹介した対策の他にも「アドセンス合格に役に立ったかな?」という内容がいくつかありますのでご紹介します。

サイトの高速化

サイトの表示速度を上げる設定をしました。

私はサイトのWordpressテーマに無料テーマの「Cocoon」を使用していますが、Cocoonの設定に「サイト高速化」項目があり、これを有効にしました。

サイト表示時のキャッシュを有効するなどの設定で、Cocoonの設定でチェックするだけで適用できます。

また、モバイル版で表示を高速化するAMPというシステムがありますが、これもCocoonの設定でチェックするだけで適用できます。

今やWebのアクセスのうち6~7割程度がモバイルによるアクセスであり、Googleもモバイル表示を重視している傾向があるため、テーマで設定できるならしておいて損は無いと思います。

文章の語感を良くする

文章を書く際に同じような文末が連続しないようにしたり、漢字ひらがなカタカナのバランスを考えたりするようにしました。

いずれもユーザーが文章を読むとき、読みにくい印象や飽きてしまうような文章になることを極力避ける意図があります。

  • 文末が何度も同じ言い回しになることを避ける(「です」が何回も続くなど)
  • 「ひらがな:漢字:カタカナの割合=7:2:1」くらいにして読みやすくする
  • 同じ言い回しが何度も出てこないように、言い方を変える
  • 一文の長さを長すぎず、短すぎないようにする
  • 読みやすく改行する。入れすぎないように注意する。

まとめ

今回は私のアドセンス不合格の経験から、しっかりとした見直し後に合格した流れをご紹介しました。

いくつか対策した内容を書きましたが、いずれも考えるべきことは「本当にユーザーの役に立つかどうか」でした。

ユーザー目線で記事のタイトルから内容、構成まで考えることで、記事の品質は確実に高いものとなり、結果的にアドセンス審査にも合格できるようになると思います。

今アドセンスに不合格が続いているような方で、何を見直したら良いか分からないというかたはぜひ参考にしてみてください。

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